アーティスト紹介四番手〜前野健太
こんにちは、もちこです。
先週金曜日より、3/30（日）＠神戸ZINKにて催します
お花見☆トゥナイト！Vol.2 〜当たり前に奇跡的な毎日〜にご出演頂く素敵なアーティストの皆様をご紹介させて頂いております。
前回のスカートめくりに続きまして、本日は4組目・19時台に*1に登場予定の前野健太さんです！
トゥナイト事務局のなしを。＆もちこよりご紹介させて頂きます。
前野健太さんのライブをはじめて見たのは冬の京都でした。なんかそんな事が似合ってるな〜と今思い出せばそんな事を思います。
僕は淡々とでも力強く歌う前野健太さんの歌がとても好きです。はじめてライブを聴いた日からそう思いました。無駄口をあまりきかない人なんだろう。一つ一つの言葉の重みを知っていて、そしてとても大事にされている人なんだろう。前野さんの歌を聴いているとそう思います。
歌詞の中で（歌詞カードにも載っていない部分で間違ってるかもですが…）
『日記を綴るつもりが歌になって〜歌を作るつもりがノートに残ったまま〜』
というような歌詞が出てきます。
全部が全部じゃないだろうけど、本当にそうなんだろうなと思います。
日常を歌っているんです。わかりにくく、間違ってるかもな例えをするなればイラン映画、アバッス・キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ？』を見ている気分と似ているかもしれません。日常なんです、でもなんか感動するんです。とてもわかりにくい例えだなーと書きながら自分でも思いました。
今回のお花見☆トゥナイト！、正直に言えば、やる！って僕が勝手に決めてしましました（ごめんなさい！）どうしても前野健太さんを関西に呼びたかった。色んな人に見てもらいたかった。やるの３月か、４月かで悩んだんだけど、４月から新たな学校や仕事に向かわれる方に、その前に見て欲しい！と思ったのでギリギリだけど３月にしました。（年度末でバタバタしてる人も多いのにね。ごめんなさい。）そして、今回のサブタイトル「〜当たり前に奇跡的な毎日〜」という言葉も僕が勝手に決めてしまいました。前野健太さんの『熱海』という曲の中に出てくる歌詞から引用させて貰っています*2。あたり前に奇跡的な毎日！本当にそうだと思います。そんな素敵な言葉を伝えてくれる前野健太さんをどうぞお楽しみにっ！！（途中から紹介文ではないですね！すいません！！）
by：なしを。（id:nashi-anchor）
私が初めて前野さんのライブを観たときのことを書きます。
以前からおとぎ話の対バンとして名前はよく見かけていたものの、関西でのライブがあまりなく、「すごくいいよー！」という噂だけが耳に入ってきていました。
そしてやっと見れたのは、2007年12月、京都紫野の「SOLE CAFE」でのおとぎ話有馬くんとの弾き語りライブ。
音源も顔も知らないので、一体どんな人が登場するのだろう・・とそわそわしながら待っていると、井上陽水みたいなサングラスをかけた前野さんが現れました。「あのサングラスは・・・」と激しく気になりつつ、前野さんが歌い出した瞬間、外見とのギャップにびっくり！なんて優しく歌を歌う人なんだろう！と。
特に「友達じゃがまんできない」がたまらなく良かったです。この日の天気は雨だったのですが、千本通りを走る車の音と夜の音と雨の音とが入り混じって、なんともいえない情緒と色気を醸し出しており、忘れられない夜になりました。なのに歌い終わった途端、「『友達じゃがまんできない』とか、この人何熱く歌ってるんだろう、って感じですよね」とぼそぼそ独り言のように言っていたり、独特の間の喋りにすごい味があっておもしろかったです。
最後に有馬くんが「前野くんが（「熱海」という曲の中で）"あたりまえに奇跡的な毎日"って歌っているのを聴いて、ぜひこの人とライブをやりたいと思った」と話していました。そして二人で歌っていた「熱海」がすごく楽しくて、以来、"あたりまえに奇跡的な毎日"という言葉がずっと心に残っています。
前野さんは「聴いている人に何かを伝えたい」というスタンスで歌ってはいないように思います。
かっこつけていないし、奇をてらってもいないし、押し付けがましくもない。ただ、歌いたいことがあるから、まっすぐに声を出してみた、ただそれだけ、という感じがするのです。
ただただあるがまま、なのになんだか新鮮です。自然派で無頼派な感じです。
とてもシンプル。
シンプルだけど、生きていく上でのやるせなさや哀しみ、人生の有限性を頭でなく心で理解している人だと思います。あと、基本的にものすごくまじめな人だと思います。久しぶりに前野さんのライブを観れるのが本当に楽しみです。
あたりまえに奇跡的な毎日 今夜はいっぱい飲もうぜ
from「熱海」
by：もちこ（id:hasu777）
前野健太は、四番手19時台の出演予定です。お見逃しなく！
