二.植木遊人

こんにちは。もちこです。
当日の出演順にアーティスト紹介をお届けしていますが、前回の奇妙礼太郎トラベルスイング楽団に引き続き、今回は、わたくしもちこが(id:hasu777)が二番手植木遊人さんについて紹介させて頂きます。

ちなみに以前の公式blog*1の2006/9/1の日記のプロフィールにはこんな風に書いてありました
歌う学園ドラマ!!

ある日、植木さんのCDを通販で購入しようと思い、メールを送ったのです。
返信メールには「振込みの方終わりましたら、一度メールいただけますと幸いです(確認次第発送いたしますが…つながりみたいなの、大事にしたいので一応書きました)。」と書いてあり、この()内の言葉に人柄を感じ、返信の際に「実は自分たちはトゥナイトシリーズというイベントをやっているので、いつかタイミング合えばぜひ来てくださいね!」といったことをしたためました。
すると、トゥナイトHPも見て下さったようで、「いつかではなくて、もし自分でよければ、いつでも飛んでいく気持ちでおりますので是非!!!」とありました。
嬉しくて、イベント主催者に「こんなことがあってねー」と話すと、「5月、植木さんに声かけなよ!」と言われてお便りしたところ、大変嬉しいことに今回のイベントへ出演して頂ける運びとなりました。『縁』を大事にしたいトゥナイトシリーズなのです。
届いたCDの歌詞カードの文字と、宛名の文字の筆跡がおんなじで、うれしかったです。

私が植木さんの演奏を観たのは実は過去一度きりなのです。それは去年の真夏、「OTODAMA2007」のSET YOU FREEテントでした。
開演前にトイレに行き、その帰り道、「ん?!なにかやってる!」と近づくと、みんながものすごい笑顔で輪になって三角座り(体操座りor体育座りとも)していて、その真ん中でギターを弾いている青年がいました。「ボーイスカウト!?」と思いきや、それが植木さんだったのです。おずおずと輪に加わってみると、暑すぎる朝の太陽と熱過ぎる朝の植木さんが楽しすぎて、笑いが止まらなかった気がします。そのあと、大きいステージでいろんなアーティストを観たものの、一番最初に観た植木さんのことがすごく頭に残っていました。あの一体感は何だったんだろう!と。

核家族化が進み、隣近所との付き合いも希薄になっている今の日本ですが、そんな中で植木さんは色んな町を飛び回りながらみんなと一緒に一生懸命真剣に怒ったり励ましたり、一緒に泣いたり笑ったり、人と人とのつながりを大事にする貴重な存在な気がします。
私は、しんどいなぁと思うことがあったときによく植木さんの音楽を聴きます。そしてずっとフォルテッシモでクレッシェンドな植木さんの大きい歌声を聞いて元気をもらいます。

blogを読んでいるとよくわかるのですが、常に自分と闘い、悩み、苦しみ、傷だらけになりながらまたがむしゃらに戦いにゆく、ハートが無防備すぎる植木さん。今回のライブがどんなライブになるのか、全く予想がつきません。だけど、きっと観た人の心に何かしらの種火を点けてくれることと思います。
待っててくださいね!

最後に、私の好きな歌詞を紹介します。

ホームラン、弧を描く線が
虹をなぞっては応援歌
あの日から、あの日から僕は輝きたくなった!

(「アーチ」より)

byもちこ(id:hasu777